私は私でいいの?

皆さん、こんばんは!doriです。

職業訓練の学校の途中で、病院の求人があることを知りました。

まだ、残り1か月ありましたので、終わってからでも良かったのですが、早くお給料を貰わなければいけないと思っていたので、すぐに応募しました。

職業訓練で学んだ、履歴書の書き方や職務経歴書を丁寧に書き上げ、面接と簡単な試験に臨みました。

そして、結果は、無事合格!

まもなくして、病院での仕事が始まりました。

 

初めは、右も左も分からない。介護の資格は取ったものの、自分が本当にここで務まるのか、不安な日々でした。

そこで出会ったのが、一つ上の先輩でした。丁寧に仕事を教えてくれて、職場内で気を付けるべき人間関係など、何も分からない私に本当に親切にしてくれました。

その甲斐があって、徐々に仕事にも慣れ、一生懸命仕事を覚えていきました。

1か月が経ったころ、それまでいた病棟から、介護病棟へ異動になりました。

そこでまた、自分が自分でいいんだ、と思える出会いがあったのです。

 

介護の仕事に就いている人の中には、それまでの人生で、傷つき辛い思いをもってここにたどり着く人も多いと感じています。

そのせいか、本音で話す、その人をそのまま受け入れてくれる器の大きさを感じていました。

私もそれまでに、わたしなりに傷つき、悲しい思いを持っていましたので、そのままの私を受け入れてくれるその環境に、戸惑うのと同時に、”このままでいいんだ”と、不思議な気持ちになったのを覚えています。

 

介護の仕事は、思っていた以上に大変ではありましたが、そこで働く人、そして介護の対象であるお年寄りの方々のお世話をするうちに、私の心が少しずつ溶けていくように感じました。

今の私があるのは、紛れもなく、この時に出会った人たちに助けられたお陰です。

 

今日はここまで。

次回は、6年半務めた病院での介護の仕事から、実家の家業を継ぎ、社会福祉士の資格の取得を目指すまでを書きたいと思います。

では、また👋